デジタル技術の取り込みについて
■デジタル技術の取り込みについて
株式会社 尾山製作所は 新しいものづくり にも挑戦しています。急速に技術革新がおきているデジタル技術をものづくりに活用するために、全社員でスマートフォン端末・ビジネスチャットアカウントの利用をはじめました。私たちは最適のツールを取り入れ、ものづくりを高め、顧客・社員・社会に貢献していきます。
株式会社尾山製作所 代表取締役社長 尾山 哲
■企業経営の方向性及び情報処理技術の活用の方向性の決定
当社は経営理念・社是・会社方針として以下を掲げています。
□経営理念
お客様が満足し、従業員が幸せになる会社をつくり、それを通じて社会に貢献する
□会社方針
①誠意をもって、良い品と良いサービスを提供する
②笑顔と工夫でより良い職場をつくる
③仲間意識をもち、常に協力し合う
これら経営ビジョンを実現するための冷間圧造を軸としたものづくり技術に加えて、重要なツールとしてデジタル技術の活用が必要です。
現在、デジタル技術の進化で①自動化・ロボット化(データ活用)②見える化(データの収集分析)③コミュニケーションの領域・重要性が広がっており、デジタル技術を業務活用する方向として注目します。
①自動化・ロボット化
デジタル技術の進化によってロボットやセンサーを活用した生産プロセスの自動化領域が拡大している
②データの収集分析
デジタル技術の進化によってデータを収集分析するコストが大幅に下がっている。従来はヒトの経験と勘に頼ってきた部分のデータ利用の領域が拡大している
③コミュニケーション
デジタル技術の進化によって場所や時間を超えたコミュニケーションが可能になった。コミュニケーションコストが下がっています
弊社はこれらデジタル技術進化による恩恵を受け続けるため、仕組みを再構築し、顧客や社会に付加価値を提供する組織を確立し、維持していきます。
■企業経営及び情報処理技術の活用な具体的な戦略
まずは、社員全員のデジタル技術・利用水準の向上を図ります。日常の仕事で当たり前のようにデジタル技術(スマートフォン)を使う状況を目指します。
例えば、従来は紙を行っていた申請や報告のデジタル化を行っています。申請状況は電子カレンダーに自動的に反映されます。全社員がスマートフォンで情報の発信・利用ができる組織を目指しています。
例えば、グループウェアを利用したコミュニケーションのデジタル化を行っています。言葉や文章での説明が難しかった情報をスマートフォンの画像や動画撮影で蓄積・共有できる組織を目指しています。
例えば、緊急連絡網のデジタル化を行っています。デジタル技術を利用し、より素早く視認性のある連絡網を構築することで災害に強い組織を目指しています。
また、データ活用の視点からBIツールやRPAツールなどと親和性の高いデータ・仕組みを目指します。日常の仕事をデジタル化することで発生するデジタルデータを収集しながら、データ活用・データ分析・データ共有ができるように、収集方法やデータ形式など検討・修正を行います。
■戦略を効果的に進めるための体制
代表取締役社長を総括責任者、専務取締役を実務責任者、総務課長を実務担当者とします。各部署の実務担当者と協議・連携を行いながら業務体制をつくり、全社の生産性向上を推進します。
まずは、日常の業務で最適なツールの1つとしてデジタル技術を利用できるように全社員がデジタルに慣れるようにします。少人数の組織の利点を活かし、1人1人と伴走します。
■最新の情報処理技術を活用するための環境整備
最新の情報処理技術を活用するために、全社員が情報を発信・利用・共有できる環境を整備します。
具体的には、
①全社員に1人1台の情報端末を配布します。
②全社員にビジネスアカウントサービスを配布します。
③社内WiFi化を行います。
④情報基盤をオンプレミス型からクラウド型に移行します。
⑤電子行政サービス(社会保険・税)を利用します。
組織の方向性・課題・デジタルレベルを確認しながら、デジタル技術とデータ活用を挑戦的・積極的に推進します。
■DX戦略の達成状況
ビジネスアカウントサービスの利用状況を成果指標とします
まずは、全社員が業務で当たり前のようにデジタルを使っている企業になることを目標とします。
■経営者の情報発信
①DXの取り込みについてに本ページに適時公表します。
②社員に向けてのDX推進については、実務責任者の専務取締役自らがグループワークなどで周知を行っていきます。